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タカハシナツミ個展2023『I love...』 美味しすぎる展覧会

タカハシナツミ個展2023『I love...』 美味しすぎる展覧会

画家タカハシナツミさんの個展が本日閉幕しました。
240名ほどのお客様にご来場いただき、大盛況でした。
観に来た人たちはみな口を揃えて「美味しそう~!!」と大興奮。
ついお腹が空いてしまって、鑑賞後にケーキを買いに行く人、食べに行く人が続出。仕舞いには「ごちそうさまでした。」と言ってギャラリーを出る人まで。
幸い銀座なので、美味しいスイーツのお店がたくさんあります。皆さんどちらへ行かれたのでしょうか。

ナツミさんの美味しそうな絵画作品は、いずれもたゆまぬ技法材料研究の成果であり、彼女の「かわいくて美味しい」への熱烈な探求心がこのような絵肌を次々に生み出します。
今日もパン屋勤務の現役美大生が、パンの焼き上がりのツヤ感と、丸々とした質量感に感動していました。
「一体どうやってこんな表現を??」と。

 

「今回は改めて、好きなものを徹底的に描き上げた。」ナツミさんは展覧会開催前、そう言っていました。
アーティストは、好きなものを好きなように描いているケースが大半であるように思われます。
その結果、アートの世界はいまや個人的な「好き」で溢れ返っています。
しかし彼女の作品は、大勢の好きの中にあっても決して埋もれはしない輝きを放ち、多くの人を魅了してやみません。
何故でしょうか。
思うに、彼女の「好き」というのは我々一般的な人間の述べる「好き」とは数段異なる領域にあり、好きなものは何かと聞かれればこれ、という類のものではなくて「寝ても覚めてもこれが好き、ずっとこればかり考えている」というレベルのように見えます。
このことは、展覧会に来て下さって“あの”絵肌研究ファイルをご覧になられた方にならば、お分かりいただけることと思います。

 

「好き」と言うだけなら簡単です。
しかし、本当に心から何かを好きになること、寝ても覚めても忘れ得ぬほどに好きでいることは、誰にでも出来ることではないのかもしれません。
本当の『好き』とはこういうことなのだ!ということを、まざまざと見せつけられた素晴らしき展覧会『I love...』でした。(LikeではなくLoveなのです。)
タカハシナツミさんに、彼女の情熱に、感謝しております。
観に来てくださった皆さまにも。

ありがとうございました。

     美術紫水 みつき


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