Yas (別名義:青ヰ鱗)
1997年 栃木県生まれ
2021年多摩美大学絵画科油画専攻卒業
今現在、栃木県内の絵画教室で子どもたちに絵画を教えながら、SNSを中心にフリーランスのイラストレーターとして活動しています。
青と星が大好きで、“いつまでも色褪せることのない私だけの居場所”をコンセプトに青い夜の世界を描き続けています。
青い絵のほかに、描写の練習に普段よく描いている食べ物の絵が話題になり、ヒルナンデスのクイズコーナーにて蜜柑、目玉焼き、水滴の“描いた絵と撮った写真”シリーズが放送されました。
過去にはイラストや写真から構成された作品集3冊を発売しています。
新宿マルイアネックスにて開催されたポップアップストアでは、グッズの他、ガチャガチャも発売!
《ポップアップストアでの様子》
《ポップアップストアで販売していたグッズ》
出版
◇初作品集 KADOKAWA『誰かが世界を青に染める実験をはじめた』
◇翔泳社『リアル絵の描き方』
◇玄光社 『青い夜の雑貨店』
SNS
【X】https://twitter.com/0_skyblue
【Instagram】https://instagram.com/0_midnight_butterfly
《星の溢れるガラスペン》
《星を創る実験》
《宙の信号機》
《未知へと繋がる改札口》
《波が生まれるボールペン》
【作品中に登場する青の世界観について】
幼い頃から人と接することが苦手で、うまくコミュニケーションがとれなかった自身の臆病さから、自分のような孤独と戦う人間には心の拠り所が必要だと思い、いつも自由帳に“自分だけが入れる居場所”を描いていた。
自分だけが入れる居場所はもちろん想像で描いた世界であるため実際にはこの地球上には存在しない。そんな当たり前のことですら、当時の私にはその現実を強く受け止められなかった。現実を見つめれば見つめようとするほど心にぽっかりと大きな穴が開くような空虚感が生まれることに気づいた。
“もしかしたらこの世界のどこかにあるかもしれない”
そう思えたらいいのに、と涙を流すほど強く思ったことを覚えている。
手を伸ばせば手が届きそう、そんな世界にしたい。と考えたことが原点となって、そのためには見る人にある程度のリアリティを感じてもらえないといけないと考えた私は、大人になった今、当時描いていた世界観を再現できるかもしれないと、イラストを描き始めた。
ただイラストとして描くのではなく、大学内で培った描写をデジタルイラストに落とし込むということに挑戦し始めた。
イラストと絵画の境界線のような新しい絵柄で描くようになり今の制作スタイルとなった。
さらにリアリティを追求するために自分で撮影した写真を元に、質感、空間、陰影、全て丁寧に模写し、そこに独自の世界観である青い世界を吹き込んでいく。
誰とも喋ることができずずっと孤独だった私が今、手を伸ばせば届いてしまいそうな星たちの青光りに包まれている。
目の前に見えているのは優しく儚く現れた“私だけがいられる居場所”。
やっと見ることができた、本当にこの世界はあったんだ。本当に心からそう思ってもらえるような、美しくリアリティのある世界を目指して日々制作に励んでいます。
私も絵を描くことによって居場所ができて、性格も行動も変わることができたし、美術を通じて様々な交流をし、自分の生き方に苦しんでいる方たちの橋渡しになれたら、と強く願っています。
《真夜中の星喫茶》
《シャボン玉のイヤリング》
《星さくらんぼのイヤリング》
《夜の実が成るイヤリング》
《瞳に映る青世界》
《夏花火のイヤリング》
イラストのモチーフ用に制作したレジン作品
自作レジンを元に描いたイラスト作品